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ウォンの使える商店街

韓国ウォン:使える商店街、1年経過も浸透今一つ 取扱店は先見据えPR /山口 (毎日新聞11/29)

下関の商店街「グリーンモール」でウォンが使えるようになって約1年が経ちましたが、ほとんど浸透していないようです。
取り組み自体は、「国境のまち下関」をアピールするために大変興味深いものです。では失敗の原因は何かというと、韓国人のグリーンモールに対する認知度が低いから、というのが一番大きいと考えられます。
韓国に旅行した日本人が、ウォンが余ったからといって下関でウォンを使うことには限界があるのではないでしょうか。たいていの日本人は、お土産を買うなら本場で買いたいと思うでしょうし、ウォンが余ったならば、使い慣れた日本円に戻してしまうでしょう。
一方で、日本を旅行している韓国人であれば、ウォンは余分に持っているでしょうし、使い慣れている分、より好んでウォンを使いたいと考えていると思われます。もちろん、ウォンが使えるというだけの理由では韓国人をひきつけることができないので、彼らをひきつけるだけの魅力を備えることがグリーンモールに求められている、と言えます。
先日、門司・釜山間のフェリー就航が決定しましたが、アジアへの玄関口としての下関の地位はますます脅かされることが想像されます。
アジアへの玄関口としての優位性を維持し、さらに高めることが、下関の発展にとって求められますが、そのためにどうすればよいのかを民・官・財各方面ともに真剣に考えなければならないでしょう。

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suhobei

Author:suhobei
関東・関西で育ったものの、高校のころから両親の実家がある山口県に興味を持つようになり、2008年3月大学卒業をきっかけに山口県にIターン。他県出身者にしか分からない山口県の魅力、移住して良かったこと・苦労したことなどを中心に、山口県の話題を発信していきます!

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