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山口開府650年

今年は山口開府650年にあたる記念の年です。
650年前の1360年、大内弘世が館を山口に移し、京を模した都市計画をはじめたと言われています。以後約200年にわたり、山口は日本屈指の大名大内氏のお膝元として発展しました。


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(瑠璃光寺五重塔前にある大内弘世公銅像)



最盛期の人口は10万人程度だったと言われ、中世日本において最大規模の地方都市だったようです。また、世界の都市の中でも人口が30位程度だった時期があると考えられています(Tertius Chandler)。


にも関わらず、山口がかつて都市としてかなりの栄華を極めたという事実をご存知の方は意外と少ないんではないでしょうか?山口県から遠く離れた人ならまだしも、山口県周辺の人たちでさえほとんど知らないと思います。
そこには、日本の歴史において地方の大名である大内氏のことがあまり触れられなかったり、今の山口市に当時を偲ばせるようなものが少なかったり、他にも様々な原因があるのでしょう。


ただし、このマイナーさのおかげで山口市の観光がより気楽にできるのも事実です。山口は1600年ごろの世界人口上位75都市の一つですが、他の74都市の顔ぶれをみると、相当たる世界的な観光都市ばかりです。
それもそのはず、この時代はヨーロッパでは中世が終わったばかり、アジアでもまだヨーロッパによる侵略が本格的にはじまっておらず、さらに適度に昔すぎず最近すぎないために、このころに栄えた都市は今も魅力的な都市ばっかりなのです。
山口も実はゆっくり町を歩くと当時の栄華があちこちで発見することができます。
今では多くの高層マンションやコンクリート建築が立ち並んでしまい、町並みこそ普通の西日本の町と一見あまり変わらないようですが、伝統に裏付けられた情緒は随所において感じ取ることができます。


今年は開府650年ということで、記念イベントも多く開かれています。県外・市外の方はもとより、山口市にゆかりがある自分にとっても、山口市の歴史的な遺産価値を再評価する機会にしたいと思います。

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プロフィール

suhobei

Author:suhobei
関東・関西で育ったものの、高校のころから両親の実家がある山口県に興味を持つようになり、2008年3月大学卒業をきっかけに山口県にIターン。他県出身者にしか分からない山口県の魅力、移住して良かったこと・苦労したことなどを中心に、山口県の話題を発信していきます!

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