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赤瓦の街並みを求めて

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赤瓦の街並みを求めて⑤:吉田(山口県下関市)

今回ご紹介する集落は下関市吉田です。
吉田は瀬戸内海に流れ込む木屋川の中流付近にあります。
かつての山陽道沿いに位置しており、江戸時代には宿場町として栄えました。


この集落にはかつての吉田宰判の勘場お茶屋跡が残っています。
吉田宰判勘場跡

「宰判(さいばん)」とは長州藩特有の行政区分のようなもので、現在の山口県地域を18の宰判にわけ、租税の管理・土木工事などの地域行政を司っていました。吉田宰判は広く厚狭や於福(現在の美祢市)まで管轄していたようです。
「勘場(かんば)」と呼ばれる宰判の役所と、隣接して設けられたこの「お茶屋」には、九州の大名などが参勤交代の際立ち寄ったり、高杉晋作率いる奇兵隊が駐屯したりしたそうです。




さて、肝心の昔ながらの町並みですが、今まさに消失中という印象を受けます。空き地がさらに増え、今でさえ少ない立派な和風建築が失われていく可能性も高いでしょう。ただし往時の面影がなくなっていくと同時に、街路などの町の構造はまったく変わらないまま、時代の移り変わりを感じることのできる場所なので、定点観測を続けてみるのも面白そうだと思います。
吉田市2



瀬戸内海側の集落にしては赤瓦率が高いのも特徴です。ところどころ立派な赤瓦の日本家屋が数軒見受けられます。
吉田市


集落の背後には田園が広がっています。これは秋の写真ですが赤瓦と黄金色の稲穂の組み合わせがなんともいえず美しいです。
吉田付近田園


奇兵隊がかつて駐屯していたこともあり、近くの東行庵には高杉晋作の墓所もあり、観光客が訪れます。

○吉田(山口県下関市)
*赤瓦率       ★☆☆☆☆(20%程度)
*密集度       ★★☆☆☆
*周辺の自然景観 ★★☆☆☆
*総合評価      ★☆☆☆☆

赤瓦の町並みを求めて⑤:吉田(山口県下関市)
赤瓦の町並みを求めて④:宇佐郷(山口県岩国市)
赤瓦の町並みを求めて③:広瀬(山口県岩国市)
赤瓦の町並みを求めて②:明石(山口県萩市)
赤瓦の町並みを求めて①:飯井(山口県萩市・長門市)

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プロフィール

suhobei

Author:suhobei
関東・関西で育ったものの、高校のころから両親の実家がある山口県に興味を持つようになり、2008年3月大学卒業をきっかけに山口県にIターン。他県出身者にしか分からない山口県の魅力、移住して良かったこと・苦労したことなどを中心に、山口県の話題を発信していきます!

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