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Iターンのすすめ③~デメリットと苦労

最終となる3回目は、地方へのIターンのデメリットや苦労について取り上げたいと思います。




はじめに思い浮かんだのは、地方に移り住むと、生活における選択肢が減るということです。
単に遊ぶ場所だけでなく、働く場所、学ぶ場所、それから日用品、嗜好品、消耗品、さらにはめぐり合う人々なども選択肢が限られます。


もちろん、「選択肢が多いことが自分の生活の豊かさにつながるわけではない」と思うからこそ地方にIターンするわけですが、選択肢の多い都会に慣れていると、自分の思い通りにならずにもどかしくなることがあります。







それだけならまだしも、生活環境に選択肢が少なく、さらに外から入ってくる人が少ないということは、似たような生活習慣や趣味を持つ人が多いということも言えます。そんな人たちの輪の中に、育った環境がまったく異なる人間が突っ込んでいくことは、色んな点で「奇異」に見られるのは避けられません。
私の場合も、「なぜ山口に?」から始まり、「なぜ自転車や徒歩でうろうろするのか?(田舎の人ほどついちょっとの距離の移動に車を使います)」「なぜそんな変わった趣味があるのか?(良し悪しは別として、無趣味の人や趣味と言えるものもせいぜいパチンコといった人が比較的多い気がします)」などなど数えればきりがありません。



奇異に見られて目立つのはあながち悪いことでもないと思うのですが、それが転じて「協調性がない」とか、「自分とは違う種類の人間だから放っとこう」という風に思われることもあるかもしれません。
マイナスの印象を与えないよう周りに同調しつつ、自分の長所の中で守るべきものは守ろうと葛藤することもありました。






ただ最近は、こういったことも「鈍感力」や「コミュニケーション力」など、時間をかけてその人の人間性で解決できるものなのかもしれないなと思っています。

移住した当初は、移住先の人たちがみんな同じように見えたものですが、よく見てみると皆それぞれ個性があって、必要とされるところでその個性を生かしつつ、協力し合って生活しています。最初は「変な人」といわれようが、継続的な人間関係を築き、自分が提供できるものを相手に提供していけばちゃんと受け入れられるし、そのあと自分の個性を生かせるか、埋没させてしまうかは自分自身にかかっているんじゃないでしょうか。


山口の人は一般的に義理堅く、信頼を得るには想像以上に時間がかかります。私の場合、そのために一人で葛藤していたわけですが、ゆっくりあせらず、周囲の様子をうかがいながらコミュニケーションをとっていけば、時間がたつにつれ、溶け込むのはそんなに難しいことでもないなと気が楽になりました。

コメント

私も山口の山の中へ来ました

山口市の山の中で暮らしております。本当に山口の人は閉鎖的です。こちらに来て4年ですがまだよそ者です。地域の活性化は若者、バカ者、ソヨ者といいますが、すべて排除するんですから発展は望めないでしょうね。年寄りがいつまでも口を出す。実体のないプライドだけは旺盛で外から来たものは例え嫁さんでも受け入れるのに時間がかかる。私の住んでいる地域も後5年で限界集落ではと思います。

智道さん、コメントありがとうございます。

私は主に都市部に住んでいますが、山の中に行くと一層閉鎖的な傾向は強まるでしょうね。時間がかかりすぎて、本当に受け入れられるのかと自信がなくなる時もあります。
こういうことばかり強調すると、中には不快に思われる方もいるでしょうし、文句ばっかり言ってもはじまらないのは分かっていますが、山口にずっと住んでいる方であっても意外と共感する方は多いようですので、なんとかいい方向に持っていけないものかと考えます。

内部からの侵食

久々に書き込ませていただきます。出身は山口県、東京暮らし、7年前ころUターンの「再び山口県人」です。

智道さんの

>年寄りがいつまでも口を出す。実体のないプライドだけは旺盛で

いたく同意。言いえて妙ですね。
年長者の求める道徳に従うことこそが善、過去に習え、ですから何も変わらないということですね。「一番」にはなりたがっても、既成の社会や年長者の求める一番でしかないから(国体がいい例ですね)、地盤は何も変わらない。

あと結構、学校では体罰が多く、教師の言葉も乱暴のようなので(私だけの感覚? 他の方はどう感じておられるのでしょうか?)、子育ても心配です。

どうにかならないでしょうかね。
suhobeiさんも、

>なんとかいい方向に持っていけないものかと考えます。

とおっしゃられてますが、そうなんですよね。どうしようもない!と思ってた土地が、「家造りらの捨てた石が、隅のかしら石になった」(聖書より)というような土地へと、自分の心持においても、山口県としても変わってくればいいと思うのですが(かしら石・・と言っても、くだらない一番指向でなく)。

何か、地中の片隅からひそかにじわじわとウイルスのようにはびこり全体を侵食して変えていく、そういう活動が出来ないかと思っています。このブログの上でも色々考えを出し合いませんか?

ところで、suhobeiさん、東京に帰られたと思っていたのですが、私の勘違い? or再びこちらへこられたのですか?

再び山口県人さん、コメントありがとうございます。

ぜひこの場だけでも、忌憚のない意見を頂けたらと思います。これからは人口も経済もどんどん縮小し、外部環境も変化していく中で、何かしら違う展開もあるんじゃないかと思います。自分にとっても、山口県にとっても、それがいい方向にいくといいなと願うばかりです。
私もそう思って日々動いているつもりではあるんですが、反対されることの方が多いですかね(笑)
いつか「隅のかしら石」になれるように、気長にやっていきましょう。


おっしゃるとおり、現在東京に住んでおります。ただし山口にはちょくちょく戻ってまして、時期は未定ですが、近いうちにまた山口に住むことになりそうです。

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プロフィール

suhobei

Author:suhobei
関東・関西で育ったものの、高校のころから両親の実家がある山口県に興味を持つようになり、2008年3月大学卒業をきっかけに山口県にIターン。他県出身者にしか分からない山口県の魅力、移住して良かったこと・苦労したことなどを中心に、山口県の話題を発信していきます!

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