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一人当たり県民所得ランキング(2017年現在のデータ)

一人当たり県民所得をチェックしてみたら、山口県の順位が躍進していました。

(c) .foto project




一人当たり県民所得ランキング最新版(2013年分)・・・2017年2月現在最新の統計です。
出所はこちら(内閣府ホームページ)
これによると・・・

1位:東京都 450.8万円
2位:愛知県 357.9万円
3位:静岡県 332.6万円
4位:滋賀県 327.3万円
5位:栃木県 325.5万円
6位:三重県 316.6万円
7位:富山県 315.9万円
8位:茨城県 313.8万円
9位:山口県 312.5万円
10位:広島県 306.0万円


いつのまにか大阪・兵庫・神奈川・埼玉よりも高くなり、関西以西では1位になっていることに驚きです。





なお、過去の推移はこのようになっています。

(2008年)
1位:東京都 408.4
2位:神奈川県 325.6
3位:静岡県 320.0
4位:愛知県 317.1
5位:滋賀県 304.1
6位:大阪府 303.4
7位:茨城県 299.0
8位:富山県 297.7
9位:千葉県 297.1
10位:埼玉県 294.3
13位:広島県 287.8
15位:山口県 284.2


(2003年)
1位:東京都 436.6
2位:愛知県 337.2
3位:神奈川県 324.2
4位:静岡県 322.8
5位:滋賀県 321.6
6位:富山県 318.5
7位:広島県 298.0
8位:栃木県 297.6
9位:千葉県 294.9
10位:大阪府 294.2
17位:山口県 283.3


こうした傾向は一過性のものなのかもしれませんし、県民所得が高いからと言って、住民の所得が平均して高いわけでもありません(特に山口県の場合は大企業が多く、製造業などの事業利益が多くを占めるのではないかと思われます)。ただし過去5年間で、一人当たりの経済活動が相対的に改善しているということは言え、山口県の人口減少ペースにも今後何らかの影響が出てくるかもしれません。
これから日本の人口はさらに急激に減少していきますが、最もダメージが大きいのは、県民所得でも順位を下げつつある大都市郊外の県(神奈川・埼玉・千葉など)ではないでしょうか。大都市圏の人口が減少をはじめると、都心から遠く離れたベッドタウンから先に急激に人がいなくなることでしょう。
かといって山口県に住めとはとうてい言えませんが、不動産を購入するなら、都心から遠く離れた場所よりは、すでに価格に衰退がかなり織り込まれている山口県もありではないかなとも思います。

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プロフィール

suhobei

Author:suhobei
関東・関西で育ったものの、高校のころから両親の実家がある山口県に興味を持つようになり、2008年3月大学卒業をきっかけに山口県にIターン。他県出身者にしか分からない山口県の魅力、移住して良かったこと・苦労したことなどを中心に、山口県の話題を発信していきます!

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