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オーストリア・ハンガリー旅行記2

「オーストリア・ハンガリー旅行記」一日一日追って、まとめていこうかなと思ったのですが、なんせ大旅行であったので、すべてをまとめるには、相当な労力と時間がかかってしまう。というわけで、このブログには、旅行を終えた感想をまとめておくに留めたいと思います。

・まず、やはりヨーロッパはなんといっても町並みの美しさです。訪れる前からも、あっちのほうの町は美しいだろうなと予想はしていたのですが、特にプラハなどは想像を絶する美しさでした。首を振るのが楽しくなるぐらい、360度どこを見ても美しい景観でした。
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また、J.シュトラウスを音楽プレーヤーで聞きながらオーストリアの田園地帯を電車から眺めていると、それだけでこの国土の美しさに感涙でした。




 
・次に印象に残ったことは、訪れた町がどこも活気があったことです。
ウィーン・プラハ・ブダペスト・ザルツブルクは世界的な知名度を誇るので、当然ともいえますが、リンツやブルノといった中小都市でさえ人であふれていたのです。
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日本であれば、この規模の都市は、人通りが皆無で、駐車場などの空き地だらけと化してしまっているでしょう。

どうやらヨーロッパと日本では町の構造がぜんぜん違うようです。
向こうは町全体が一体としてアミューズメントになっている。一方で、日本は、建物があって、きれいに舗装された道路があって、公園があって、駐車場があって、すべてが分離しており、個々の建物や公園はアミューズメントになりえるけれど、町一体としてアミューズメントになっているような感じがしない。

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上の写真のように、ザルツブルクには、広場には必ずお店が並んでいて、大道芸人などが道行く人々を楽しませている。なかには、遊園地のようである広場もある。
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・今回の旅の動機は、ハプスブルク家の歴史に興味があったからだったのですが、シェーンブルン宮殿(とてつもなく庭園が広かった・・)や王宮などで詳しく知ることができました。
特に印象に残ったのは、最後の皇帝フランツヨーゼフ二世の勤勉ぶり。日々3時間睡眠で公務にあたっていたらしい。それなのに、皇后エリーザベトは旅行にばかりでかけるし、息子は心中するし、弟は革命で処刑されるし、エリーザベトは暗殺されるし、あげくの果てに帝国は崩壊するし、悲劇ばかりです。個人の力にはどうしようもならない歴史の流れがあったのですね。その歴史の流れは、今考えると必要なものだったわけですが、数々の罪のない人々が犠牲になったわけです。

歴代皇帝の棺も見て回ったりしたのですが、マリア・テレジアの棺は夫と一緒になっていて、今なお続く夫婦愛に感動しました。やはりハプスブルク家は面白い。

・「オーストリア・ハンガリー二重帝国の功罪」について。
オーストリア・チェコ・ハンガリーの三ヶ国をまわってみて、少し移動するだけで言葉も民族も風土もぜんぜん違う、この地域の多様性に改めてびっくりしました。こんな地域が百年前まで一つの帝国におさまっていたのだから、さらにびっくり。
どの民族も、その民族ならではのユニークで魅力的な要素をこれだけたくさん持っているのだから、たとえ民主的連邦制や連合国家制に移行していたとしても、当時のように民族意識が高揚していた世相では、分裂を免れ得なかったのだろうと思いました。
簡単に言ってしまうと、「ハンガリー」という個性が強すぎて、反対に「オーストリア・ハンガリー二重帝国」という個性は弱すぎたということでしょう。オーストリア・ハンガリーのつながりは、所詮結婚政策によるものにすぎず、共通のアイデンティティが確かなものとなるには、時間が足りなかったのでしょう。

このように多民族国家としての二重帝国は失敗に終わってしまいましたが、多様な民族のもとで帝国で花開いた文化は、今なお貴重であり続けています。特に音楽は、人類史上の最高傑作とも思える作品が次々と誕生しました。

・というわけで、ウィーンでは音楽を存分に楽しみました。楽友協会が金ぴかで、様々な装飾が凝らしてあって、歴史の重みを感じました。まさにクラシック音楽の聖地です。東京でも一流の演奏は聴けますが、格式と伝統のあるウィーンの空気で聞く音楽は格別でした。
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suhobei

Author:suhobei
関東・関西で育ったものの、高校のころから両親の実家がある山口県に興味を持つようになり、2008年3月大学卒業をきっかけに山口県にIターン。他県出身者にしか分からない山口県の魅力、移住して良かったこと・苦労したことなどを中心に、山口県の話題を発信していきます!

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